傘にコロコロをつける

子供が傘を引きずってしまう問題を解決するために、コロコロをつけてみました

傘を引きずってしまう問題

子供が傘を引きずるのが気になる。
引きずらないように持って欲しいんですが、身長が低いのでそれも難しい。
大人はあまり引きずらないですが、それは頑張ってそうしているだけであってそれが楽だからそうしているわけではありません。
これは設計として間違ってるんじゃないかと思って、改善することにしました。

引きずりたいなら引きずっても大丈夫なようにすればいいので、先端につくべき部品はギボシではなくコロですね。

設計

早速図面を引きます。
ちょうどいいものがないので、3Dプリンターでタイヤ的な部品を作ってベアリングをつけましょう。
ついでに、軸自体も回転してどっち方向に引いてもコロが接地するようにします。

設計ソフトの画面
傘の先端のぎぼしを外してキャスターをつけたところ
傘コロコロをつけたところ(元のギボシはすり減ってました)

ユーザーへ引き渡し

うれしそう

はたして使ってくれるだろうか、、と心配していましたが、どうも気に入ってくれたようでずっと転がしていきます。
雨の予報でしたがこの日は降らなかったので、もし引きずっていたらただギボシがすり減っただけの日になってしまうところでした。

不具合

しかし、どんなにいい道具でも欠点はつきものです。
この傘コロコロも例外ではありませんでした。

頭が大きいので傘立てによっては入らくなりました。
そして、ちゃんとしたベアリングを使ってしまったため転がってしまい、立てかけられません。

問題を解決するにはどうしたらいいかしばらく考えていましたが、数日で飽きてしまったので作り直す必要はありませんでした。