趣味のピッタリケース

収まるべきところにしか収まらない道具箱を作る話です

ピッタリの穴が空いた箱が好き。
例えばこういうやつ。

お菓子系はピッタリな箱に入っていがち

お菓子に限ったことではなく、工具とかでもそれ専用に与えられたケースがあると大事な感じがしていい。
そこで時々自分でもピッタリケースを作っている。

特にお気に入りなのがこのアタッシュケース。
見た目で気に入って買ったものの小間物を入れにくかった。そこでピッタリケースを作ってはめてみた。パソコンの奥側に見える黒い部分がそれだ。

これが、このように、スッ

ごちゃごちゃしがちなアダプター類も、スッ

ここまで見てくれた人は薄々気づいているかもしれないが、ピッタリは合理性のためではない。
むしろピッタリの魅力に目が眩んで精確に作りすぎると、まっすぐ慎重に引き抜かなければ出せないケースになってしまう。(なってしまった)
そもそもゆるいケースの方が入れる向きを気にする必要もないし、違う形でもいいし、個数が増えても多少入る。その方が便利だということに異論はない。
むしろピッタリ感を追求するために形を観察したりトレースしたりして、製品をじっくり味わうことがピッタリケースの醍醐味とも言える。

AirPods のケースは、曲面の作り方がすごすぎてわからなかった。。Appleすごい